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雑誌をみて、どこで売っているのかブランドに問い合わせる。 かつて私はそんな行動をとったことがなかった。 雑誌巻末のブランドお問い合わせ先一覧は、広告同様、無視ページ。 欲しいものがあったら、そのブランドのお店に行ってみる。 ショップに電話してお取りおきしてもらうような一目惚れアイテムにも、 雑誌を通してめぐり合ったことはないように思う。 ところが。 世の中には雑誌をみてブランドに問い合わせる人がたくさんいるんですね。 雑誌発売日が集中する時期は、お問い合わせの電話が鳴り止まない。 すごい熱気だ。(電話の向こう側が。) 雑誌をみて問い合わせてくるのは、男性が比較的多い。 男性は取扱店や展開時期の他に、色のバリエーションやサイズ、素材、丈といった 詳細を聞いてくる。 女性はどちらかというと、 「お店に行ったけどなかったから、確実にあるお店を教えて欲しい」 的な、行動を伴う問い合わせが多い。 ブランド博士になれるのではと思うようなお客様からの、まさに重箱の隅をつつくような お問い合わせもあり、担当者がいない時などは冷や汗ものである。 (ブランド博士は圧倒的に男性が多い。) 商品によってもお客様の声の感じなどが違っていておもしろい。 ロゴを前面にだしたタイプの商品へのお問い合わせは若くて血気盛んな印象の お客様が多い。(博士はロゴにはさほど関心がない。) メンズアクセサリーには意外にも女性のお客様からのお問い合わせが多い。 ギフトなのだろうか。(そして博士もとびつく。) コレクションで発表されたドレスなどには、優雅なマダム風の方からの問い合わせがある。 何十万という金額を口にしても、びくともしない。恐れ入ります。 去年の秋、スプリングコレクション発表と同時くらいに受けた電話にこんなのがあった。 「春は、花柄が流行りますね!そうでしょう!」 女性だったが、業界の方だろうか。 はい。今シーズンは花盛り。 ショールームにも明るい色があふれていて、何だかわくわくしてくる。 春ですよ。 |
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